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依然、由佳里の髪が俺の腕をくすぐり続ける。
‐ピッ‐
三つ目のランプが点灯する。
『ひぅ』
ランプの音にさえ怯え、俺の腕にしがみつく由佳里。
「ちょ、由佳里、くっつきすぎだって」
いくらコースターが狭いからとはいえ、
……この状態は密着しすぎだ
……いくら妹と言えどコレは、ちょっとばかし……そのヤバいつか不味い。
「なぁ、由佳里?」
『うぅ』
……が、由佳里は恐怖のあまり俺の言葉を聞いちゃいない。
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