ヒロの休日 三日目

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依然、由佳里の髪が俺の腕をくすぐり続ける。 ‐ピッ‐ 三つ目のランプが点灯する。 『ひぅ』 ランプの音にさえ怯え、俺の腕にしがみつく由佳里。 「ちょ、由佳里、くっつきすぎだって」 いくらコースターが狭いからとはいえ、 ……この状態は密着しすぎだ ……いくら妹と言えどコレは、ちょっとばかし……そのヤバいつか不味い。 「なぁ、由佳里?」 『うぅ』 ……が、由佳里は恐怖のあまり俺の言葉を聞いちゃいない。
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