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『……』
由佳里は少し意外そうな、というか驚いたような顔
……なのだろうか、とりあえず俺の言葉を静かに聞いてくれている。
「それで……そのだな、だから……」
瞬間、言葉に詰まる。
……おかしい、次の言葉が全く思い浮かばない、
昨日、委員長に帰り道に、なんて言えばいいのか色々聞いたはずなのに、
昨日の夜、台詞とか考えたはずなのに。
頭の中が真っ白で、何も思いだせない、
完璧……忘れた。
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