いやさ、楽譜とか古代文字にしか見えないっす。

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…… 『それでは、兄さん』 『じゃあね~お兄さん!』 「おう」 学校に到着後、 昇降口にて由佳里と別れ由佳里は奏と一緒に一年の教室の方へと向かって行った。 そんな訳で、俺も教室に向かうべく下駄箱を開ける ‐ガチャ‐ 「……ん?」 上履きを取り出そうと手を伸ばすと指先に上履きとは違う感触のものが触れる。 「……こ、これは!」 そのまま、触れたそれを下駄箱から出すと…… 「まぁさぁかぁのぉ~ Love!Letter!?」 そう入っていたのは、ラブレターらしき白い封筒 ……おいおい、こんなアニメでも今や古しと言われる伝説のラヴレターが お、俺に?マジ? うわ、ヤバい顔がにやけてしまう、 オラの顔が勝手ににやにやすっぞ!にやにやが止まらねぇ! 「落ち着け俺、宛名を確認するんだ。 ……一体、誰が!」 突然のドキドキイベントに手を震わせながら手紙の裏面をみる。 宛名は…… ……山田。 ……もう一度確認しよう ……ドキドキラブレター ……かぁらぁの~ ……山田。 …… …… ……マジあのロリ眼鏡野郎許すまじ
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