いやさ、楽譜とか古代文字にしか見えないっす。

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んでもって保健室~ 「……むぁ?」 しばらく暗転していた俺の視界を窓から射す夕日が一気に明るいくする、 説明すると、 眠りについていた俺は夕日の余りの眩しさに目が覚めた。という訳である。 「この匂い ……保健室か」 消毒液のような保健室独特の匂いが、 ここが保健室であることを一瞬で理解させる。 「……痛」 額がヒリヒリと痛み思わず手を当てると ……なにコレ、湿布か? 何だかよくわからんのだが、 とりあえず湿布的な何かが俺の額にペタっと貼ってあるみたいだ。 そんな俺は額を摩りつつ、とりあえず状況を把握するべく一連の事を思い返す。 さて、状況を整理すると ……下駄箱のLOVE☆LETTERが山田の仕業で ……復讐すべく山田を襲撃したけど ……山田の襲撃に失敗して ……眼鏡を破壊しようとして投げた上履きが ……美代子にあったって ……んで美代子に半殺しにされて ただ今ベッドの上、と。 ……うし、理解した。 何だかおかしなとこもあるが理解したのだった。
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