メロンパンとカプリスその3

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はてさて。 そんなこんなで鬱々とした気分で昼休みを迎えた俺。 依然、窓の外を眺める俺の頭の中では、 ……由佳里って意外と打たれ弱いしなぁ まだ高校に上がったばっかりだし……親が事故とかキツイよな。 ……ヤベェ、マジ心配だ。 と、不安が溢れに溢れていた。 そんな時、 ーガラガラー 『オイ、ヒロはいるか?』 「……なんだ美代子か」 教室の入口から美代子が顔を出す。 『美代子先生だ、アホ』 「すんません」 とりあえず謝りなが美代子に歩み寄ると、 『そんなことより』 美代子は俺の肩に手を乗せ 『……病院から電話だ、指導室まで来い』 俺の耳元で囁くのだった。
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