嫌な事ってのは突然来る。

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そんなこんなでHR(ホームルーム)。 『……何度も言うが、 明日の入学式はネクタイ、リボン、ブレザーを忘れずに来いよ』 黒板前で連絡事項を伝える担任教師 佐々木美代子(29) そんな中、前の席の山田を遮蔽物に寝る俺。 ゲーマーの俺にとって短いHRと言えど貴重な睡眠時間なのである。 ちなみに俺の席は窓側の一番後ろで、 隣の席は人数の関係で誰もいない。 まさに、寝るにはベストポジション しかし、気づく担任教師 佐々木 美代子(29)。 俺に近づく清葉高校のヤンキー教師 佐々木 美代子(29)。 しかし、気づかず寝てる俺。 『HRで堂々と寝るとは、いい度胸だなァ。 オイ、起きろヒロ』 寝ぼけてる俺、返した言葉は…… 「……20代も終わりだぜ美代子。 いい加減結婚しろよ、フッ」 『……ハァハン?』 美代子(29)の攻撃。 『うぉらァッ!』 ーヴォンッー 美代子(29)の出席簿の角アタック! ーズゴスッー 「ごばァッ!」 Critical Hit!! ヒロに2000のダメージ! ヒロ HP5→0 「むぬぷわッ!」 ……ヒロは絶命した。 美代子(29)は0、1の経験値を得た!(てれれってってー) ……俺弱ッ
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