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「ねみー」
『もぉ……８時なのに何を言ってるんですか』
由佳里が朝食の準備をしながら言う。
そんな由佳里は大して俺と起きた時間が変わらないのかパジャマのままである。
……まぁ、一応は血が繋がってるし由佳里も朝が弱いんだろう。
ちなみにピンクの由佳里の性格に似合わぬ、なんか女の子らしいパジャマだ。
「……ずいぶんとかわいいパジャマ着てんのな」
『な、な、何言ってんですか！』
「いや、ピンクでフリル付きだし」
控えめなフリル付き、
……うん、正直にかわいいと思う。
『か、かわ、きっ、着替えてきますっ！』
と、由佳里は赤面しながら自分の部屋に急いで戻って行った。
……別に以外なだけで似合ってたのにな。
「……ふぁぁ、眠い」
……二度寝ばかりか、昼まで寝る事もできなさそうだな～
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