ヒロの休日 二日目

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とりあえず、 おっさんのヤバスな本でふみなちゃんの心が汚される前に小脇に抱えて魚屋から脱出することにした。 『むぅ!はなして、はなしてぇ~!』 「ダメ、絶対ダメ」 『おうチンジャー! ふみなを小脇に抱えて何処行くんでぇ?』 娘の純心が危機に在ったと言うのに、このオヤジは! 「もっと子供の手が届かない所に隠せよな!」 『?』 『むぅー!!』 「このエロオヤジが! “女子高生クラブ“ってなんだよ!バカ!アホ!エロス!」 『おまッ、おレッちの秘蔵っ子を何で!』 「うっせバーカ!!アホ!!エロス!!筋肉!」 『最後の何?筋肉って何!』 「このッ、筋肉がァ!」 そうして魚屋を後にしたのだった。
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