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じーさんの悪魔儀式
うちのお爺ちゃんはSoftBankのCMの父親のごとく人間ではない。
若いころは、えた・ひにんだと罵られ7~8cmくらいの大きさの石をしばしば投げ付けられていた。
非人だといっても一応「ヒト」であった。
そのようなTHE BACK HORNのジョーカーも目じゃないくらいに黒い青春を送っていた。
(あぁ、これではB'zである 笑)
すっかり性格も捻くれ、ワザワザ高給裏バイト、死体洗いで稼いだ金を使い、ビジネスクラスの飛行機に乗り、オーストラリアへと旅立ち、インドネシアにて流行したタイヤで作ったゴム草履のような味の鯨の丸焼きを叩き売りした。
もちろん当たり前のようにジュウと音を立て、いやらしく肉汁を垂らしている熱いオージービーフを菊の門にブチ込まれた。
しかし事の始まりはこれからである。
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