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「話したって変わらないわよ。
私は何にでも嫉妬するもの。
結局、話している最中にあなたに嫉妬するもの。
だから、さっさと行って頂戴。」
めんどくさそうに手をシッシッとする。
「ふむ、そうですか。
なら、私に弾幕と言う形で鬱憤を全て私にぶつけたらどうですか。」
全てを受け入れるように手を広げる。
「……私は遠慮しないわよ。
それでも良いって言うなら私はやるわよ。」
横目でなおかつ鋭い目で津蛇を睨む。
「えぇ、構いません。」
その目を真っすぐ見つめ返す津蛇。
「そう……あなたの言う通りに今の私は色々と溜まってるわ。
だから、やるからには本気でやらせて貰うわよ。」
パルスィが振り返り、その緑眼で眉をつり上げながら津蛇を睨む。
歯ぎしりをし、髪もまるで逆立っているかのような恐ろしい形相になっており、その様子は修羅か鬼のようである。
「これは流石ですね。
恨みから鬼になって、裏切った男とその愛人や親族を全部殺したと言われる橋姫と言われるだけはありますね。
これは本当に気を引き締めないと怪我ではすまないかも知れないですね。」
流石の迫力に津蛇の頬を汗が伝わる……しかし、津蛇の目からは喜々とした感情も読み取る事も出来る。
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