記憶の欠片

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華那『なんであたし…、 正直に言わなかったんだろ…? でも…、言わない方が良い気が したんだよね…。』 華那は部屋を飛び出してから、 下を向いたまま、トボトボと 廊下を歩いていた…。 ??「…元気になったのか…、 まだ具合が悪いのか…、 わからない行動をするのは 辞めてくれないかな?」 華那「…総司さん」 すると、華那の前に多少心配 してそうな沖田が現れた。 沖田「…まあ、顔色は良さそう だから、後は顔のバランスを 整えれば大丈夫そうだね!」 華那「…朝っぱらから失礼なっ!! あたしの顔は、多分これでも 十分整ってますよーだっ!! そりゃ、新選組は美形ばっかで… ……考えるの辞めよ。」 訂正します、 心配はしてない様です。 だが、沖田の言葉で華那は 本日初めての笑顔を見せた。 華那「おっと、 源さんの手伝い行かなきゃ!! じゃあね~!!」 華那は、 さっきまでの暗い顔ではなく、 いつもどうりの明るい笑顔をで 手を振り台所へ向かって行った… 沖田「…華那さんに暗い顔は、 似合わないよ…。」
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