目が覚めたら新選組!?

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沖田「チッ…。」 華那「今舌打ちしたよね? 本当に殺す気だったの? あたしあんたに何かしました?」 舌打ちする沖田に対して、 パニック状態の華那は、 顔を真っ青にして、 沖田を睨みつけている。 沖田「君…“意外に”強そうだね 僕と勝負しない?」 華那「なんで勝負?でも…、 “意外に”強調されて ムカついたから勝負してあげる!!」 沖田「……単純。」 華那「…お前本当ムカつくな…。」 お互い睨みながらも、 刀を鞘に締まった。 華那「あっ…、 でもあたし寝巻きだ…。」 沖田「それなら心配無いよ。」 沖田は そう言いながら襖を開けた そこには…、 一人の小柄な少年が居た。 彼の名前は 新選組八番隊組長 藤堂 平助 沖田「平助、胴着貸してくれる? 盗み聞きしてたんだから、 それぐらい良いよね?」 藤堂「……わかったよ! じゃあ今から持って来る!!」 沖田「10秒以内に持って来なきゃ 切るからね?」 藤堂「んな無茶な~!!」 沖田「10、9、8……。」 沖田が数え始めたのを聞くと、 藤堂はダッシュで何処かへ向かった
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