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灰汁「はぁ…はぁ…もう大丈夫だろ…」
歩きながら深呼吸を数回して息を整える
走ってきた方を見ると割れた壺は、見えなかったが…遠くから叫び声や鳴き声が聞こえてくる…
「捕まったら…死ぬな」
そうボソッと呟くと進むべき道の方を見ると…あることに気がついた…
右側に下に向かって続く階段があることに…
「…出口かn」
灰汁愛理が階段の上を見ると
ようこそEXへ…
と赤黒く書かれていた…
「ミ…ミナカッタコトニシヨウ」
何故か片言でそう言うとまっすぐ進みだした灰汁愛理…だが
?「いたぞー!アイツが犯人だー!」
前方から3人のメイド服を着た人が走ってきた
灰汁「…へ?ヤバ!バレた!?」
逃げるために元来た道に向かって走ろうとしたが…先に人がいるのはわかっている。
この道は一本道…周りに窓は無い
「く!俺は逃げれないのか…」
?「早く捕まえてご主人様に渡さないと!!!」
灰汁「それは死亡フラグだから嫌だーーーーー!!!」
何か無いかと周りを見渡すと…EX行きの階段があったことを思い出した灰汁愛理
「く…主に殺されるぐらいならギュッとしてドッカーンされた方がうれs…楽だ!!!」
そう叫ぶと階段を猛スピードで降り出した。
?「…これでいいのよね」
メイド服を着た人達は、階段の前で立ち止まっていた…
~????~
?「暇だな~何か玩具来ないかな~♪」
灰汁愛理が進んだ道の終点でそう呟く女の子が独り寂しく人形で遊んでいた…
「ギュッとしてドッカーン♪」
女の子の手から人形が無くなった…
「コンドハコワレナイノガイイナ…」
少女が一点を見つめる…そこには大量の骨がつまれていた
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