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~紅魔館 地下~
灰汁「暗いよー狭いよー怖いよー」ガクガクブルブル
細く長い薄暗い廊下をゆっくりと確実に歩いていく灰汁愛理…
「てか…俺今から死にに行くんだよな…楽しい人生だったな…」
そう呟くと頭の中に自分の過去が再生され始めた
「…て走馬灯は、本当に死亡フラグになっちまう!!!俺はまだ生きるんだよ!そう…同人誌の為に!!!」
【灰汁愛理の生きる気力が三万上がった】
~それから数分後~
灰汁愛理は扉の前に立っていた
「…」
扉には《開けるの禁止…いや、フリとかじゃ無くてガチで禁止だから!!いいか!?本当に開けるなよ!!!!!!!》
と書いた看板が吊るされていた。
「…何だ!開けたらいいんだな!!」
扉のノブを回して…扉を開けてしまった…
中に入って扉を閉める
周りを見渡すと…
部屋にはベット、椅子と机、後は…何かの山しかなかった
「…あれってやっぱり骨だよな」
?「貴方は誰?」
灰汁「!」
声に気づいてベットの上を見ると…小さな女の子がこっちを見ていた
「…俺は灰汁愛理!至って普通の20歳のオタクだよ!!!」
少女に向かって凄いドヤ顔をしながら言う
しかし…灰汁愛理の足はガタガタと震えていた…
?「ふ~ん…灰汁愛理か…ハハッ変な名前」
ベットから降りてフヨフヨと浮きながら灰汁愛理に近づく
灰汁「そんなこと無いだろ…お前だってかわいい名前じゃ無いか…な、フリャンリャン」
フリャン「何言ってるの?私の名前は《ギュッとしてドッカーン》だよ…あれ?」
灰汁「HAHAHA~!お前の名前は俺の能力でフリャンリャンに決定だ!!!」
フリャン「ちょ!こんな名前じゃ門番に会いに行けないじゃないの!?」
灰汁「知らねぇよwwwん…?何でこの状態で門番の事を考えたんだ?」
フリャン「!
そ…それは…その…」
灰汁「なるほどねぇ~」
ニヤニヤ笑いだす灰汁愛理
フリャン「な…何よその笑いは!」
灰汁「いや~何も無いよ~フリャンリャンが門番の事を好きだなんて考えてないからね~」
ニヤニヤ笑い続ける灰汁愛理
フリャン「だ…だから違うわよ!!」
灰汁「そうか、違うのか…なら今から門番にフリャンリャンの事を言いにいk」フリャン「それは、駄目ーーーーー!!!」灰汁「…バレバレ過ぎだよwww」
死亡フラグだと思った地下でまさかのフラグブレイクをかました灰汁愛理だった…
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