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灰汁「で…フリャンさん…僕貴方にお願いがあるんですよね~」
フリャン「お願い?何言ってるの?貴方は、今から私の玩具になるのよ…て言うか壊す!私の秘密と名前を取り戻すために!」
灰汁愛理に向かって手を伸ばすフリャンリャン…そして灰汁愛理の手首を握る
灰汁「いいのかな~俺をドッカーンしたら…貴方の秘密は皆に知れますよ」
手首を握った手がビクッと動く
フリャン「何言ってるの?貴方が死ねば秘密をしる人は、居なくなるのよ?」
手首を握った手の力が強くなる
灰汁「俺が死ねば…俺の部屋に送られたあるデータが天狗に送られる」
フリャン「あるデータ?」
灰汁「そう…さっき俺等が会話の音声データがな!!!」
※嘘です。
フリャン「な…!?」
手首から手を離すフリャンリャン
フリャン「なんで!いつ送ったのよ!?」
灰汁「ここに来る前に…録音を開始してたんだよ…この機械がな!!!」
※真っ赤な嘘です。
灰汁愛理は、自分の胸ポケットからあるものを取り出す…
そう…カセットテープ式のウォークマンを
灰汁(よかった…MP3ウォークマンじゃなくて…)
カチ
フリャン「そんなよくわからない物で声が録れるわけ無いわ!!!」カチ
カチキュルルルルルル
カチ
ウォークマン[そんなよくわからない物で声が録れるわけ無いわ!!!]
フリャン「な…何だと!?」
灰汁「今の声も俺の部屋に送られた!!!さぁ!!!どうする!?俺を殺すか…俺の要求をのむか!!?」
フリャンリャンを睨み付ける灰汁愛理
フリャン(く…この睨みは…本気【ガチ】だ!!)
少し後ろに下がるフリャンリャン
灰汁「さぁ!!!どうする!!?」
フリャン「く…わかったわ…要求を呑むわ…」
灰汁「そうか…まぁ、偉い選択だな」
フリャン「で…要求って何よ?」
灰汁「何…簡単な事さ…一緒に来て貰う…君のお姉様の元までね。」
フリャン「え…外に出てもいいの?」
灰汁「あぁ…俺に危害を加えないならな。あと…」
フリャン「あと?」
灰汁「君のお姉様を…虐めるのを手伝え」
スッと手を出す灰汁愛理
フリャン「…蝶最高!!!」
力一杯灰汁愛理の手を握るフリャンリャン
こうして…灰汁愛理の紅魔館攻略が開始された…
灰汁(やべー小便チビっちゃったよwww)
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