34人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
~紅魔館テラス~
?「さぁ…そろそろ私の可愛い妹の元に行って[お姉ちゃん愛してる!!キスして!!!]って言われに行こうかしらハァハァ」
テラスから部屋に戻り部屋から廊下へ出るドアに手をかけた瞬間…
ドカーン!!
「ひゃあぁぁぁぁ!!」
ドアが吹き飛んだ…
「な…何!何があったn…」
喋ってる途中で黙り込んでしまったこの館の主…無理もない…目の前にさっきまで想像していた妹とその妹に殺されているはずの男が…
灰汁愛理&フリャン「おーねぇちゃん、あーそびーましょ。」
頭から壺を被って立っていたのだから…
?「え…な…え!?」
あまりに唐突な出来事だったために混乱する主…
フリャン「ねぇ…これって被って意味あるの?」
壺を外して話すフリャンリャン
灰汁「さぁ?何となく被ってるからね…」
壺を外して話す灰汁愛理
?「え…あ!貴方何で生きてるのよ!!!」
灰汁愛理を指差しながら驚く
灰汁「はぁ?何か運がよかったんだよ、てか!お前よくも地下に俺が入るように仕向けてくれたな!!!…おぜうー☆さま」
おぜうのこめかみがピクッと動く
おぜう「…貴方誰に向かってそのような口を聞いているのかしら?」
灰汁「はぁ?お前だよ…お・ぜ・う・ー・☆・さ・ま」
おぜうの右手にグングニルが現れ
そのまま灰汁愛理に向かって投げる
が…灰汁愛理に届く前に何かに邪魔されて砕ける…
おぜう「…何故邪魔をするの…[ギュとしてドッカーン]」
フリャン「気づいてないみたいね…お姉様…自分の名前を言ってみて…」
おぜう「私の?…私は[おぜうさま最こうー☆!!!]…はぁ?えっええ!!?」
フリャン「そう…お姉様は、もう灰汁愛理の罠にハマってしまっているのよ…」
おぜう「いやいやいや!!何これ!?何で自分の名前が言えないの!?」
灰汁愛理「だって今からお前はおぜうー☆さまだもんw」
おぜう「…マジで?」
灰汁&フリャン「マジで」
おぜう「うー☆!!!」
しゃがんでガタガタと震え始めるおぜうー☆さま
灰汁「さて…今の間に…準備するぞフリャンリャン」
フリャン「準備って…何の?」
灰汁「決まってんじゃん…おぜうを痛めつける為の準備さ…」
灰汁愛理とフリャンリャンがニヤリッと笑う
最初のコメントを投稿しよう!