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~おぜうー様の部屋~
コンコン
おぜう「入りなさい。」
?「失礼します。」
灰汁「うぃ~す、おぜう~元気か~」
?と灰汁愛理が入るとさっきまで荒れていた部屋が何事も無かったかのように、綺麗な状態になっていた。
部屋の真ん中では…おぜうーが紅茶を飲んでいた。
おぜう「元気よ~元気過ぎて人を一人殺してしまいそうよ」
グングニルを右手に出すおぜう
灰汁「うあ!!待て待て!!!」
?の後ろに隠れる灰汁愛理
?「おぜう様落ち着いてください。」
おぜう「…ッチ」
グングニルをけすおぜう
?「ありがとうございます。」(お…怒られない!や…ヤバイ鼻血でそう…)
灰汁「いや~さっちゃんの言うことなら聞くね~」
さ「そうね…って誰がさっちゃんよ。」
灰汁「じゃあ…何て言うお名前なの?」
さ「私の名前は【無駄無駄無駄無駄無駄!】よ…って何で言えないのよ!!!」
灰汁「で…お前に用がある。」
おぜう「あら?何の用かしら?」
さ「私の話を聞けーー!!!」
灰汁・おぜう「うるさいよさっちゃん。」
さ「あ…すいません…」
部屋の角に行きいじけるさっちゃん
灰汁「で…用とは他でもない。スキマババァから聞いてるだろ?」
おぜう「えぇ~聞いてるわよ。だからフリャンリャンの遊び相手にしようとしたのに…」
灰汁「殺そうとするなよw…ま、実際は生きてたがなドヤッドヤッ」
おぜうにドヤ顔をかます灰汁愛理
ガブッ
おぜうの蝙蝠が灰汁愛理の頭を噛みつく
灰汁「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!」
おぜう「で…スキマババァに頼まれた時にこれを預かったのよね。」
蝙蝠を外そうとする灰汁愛理を無視しておぜうの形の指人形を見せるおぜう
灰汁「はぁ…はぁ…それは…何だよ…?」
やっとの思いで蝙蝠を外した灰汁愛理
おぜう「これは私が貴方を認めたと言う証よ。」
灰汁「と言うことは全員集めれば帰れるのか…
っで俺はどうしたらお前に認めてもらえるんだ?」
おぜう「そうね…今でも十分貴方を認めてるんだけど…そうね…じゃあ貴方…
私と勝負して勝ってみなさい。そしたら認めてあげるわ。
ただし…負けたら大変よ…」
フフフ…と不吉に笑うおぜう
それに対して灰汁愛理はこう思った…
今日の晩御飯…カレーピラフがいいな…と
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