蛇蚊蠡~それはあんまり好きじゃないんだよ~

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それから7日後… ~紅魔館厨房~ 妖精「灰汁愛理さん!追加で炒飯30人前です!!!」 灰汁「ッチ…まだ食ってない奴がいたか…おし!ラストスパートだ!!!」 中華鍋を振りながら叫ぶ灰汁愛理 妖精「灰汁愛理さん、チキンライスの味こんなもんでいいですかね?」 灰汁「ちょっと待てよ…」 中華鍋の中の炒飯を皿に盛り、妖精メイドが持ってきたチキンライスを一口食べる 「駄目だ。隠し味の赤味噌が効きすぎだ…大佐!!」 大佐「あ、はい!!」 大佐と呼ばれた妖精メイドが灰汁愛理に近づく 「何でしょう?」 灰汁「こいつに味付けを教えてやれ。」 大佐「わかりました。」 妖精「よろしくお願いします!!」 妖精メイドと大佐が離れていく。 灰汁「…さて、もう一頑張りだ!!」 何故灰汁愛理が紅魔館の厨房で中華鍋を振り回しているのか… それは…おぜうとの勝負が関係している… おぜうが言った勝負、その勝負のルールを説明しよう ①勝負は1日1回しか挑めない。 ②勝負の内容とそのルールは灰汁愛理が決める。 ③もしその勝負に灰汁愛理が勝てば指人形をGETして次の場所に行ける。 ④ただしおぜうが勝てば灰汁愛理は次の日まで紅魔館で働かなくてはいけない。 ⑤イカサマはしてもいいが…もし相手がそれに気づいてしまったら…灰汁愛理は紅魔館で1050年労働おぜうは一生メイドで暮らす。 と言うものだった。 それに灰汁愛理は合意し、早速勝負を挑んだ… 勝負内容は、ビリヤード ナインボール おぜうの一突き目で手玉以外の全ての玉がポケットに入って終了。 おぜう「ま…こんなものね。」 灰汁「何故だ」 orzのポーズの灰汁愛理 おぜう「明日からお願いね~今日は一様お客様としてもてなしてあげるわよ。」 灰汁「あ…ありがとうございます…」 まだショックから立ち直れない灰汁愛理 その日はショックで晩御飯を食べたらすぐに寝た… 次の日からが地獄だった… 朝4時にさっちゃんに起こされ メイド集会に出席し おぜう達の朝食の準備 そのまま館内の掃除 朝食 窓拭き おぜう達の昼食の準備 門番がなまけて無いかと館内の見回り おぜう達の晩御飯準備 おぜうに挑戦しよう☆ フリャンの遊び相手 晩御飯 就寝 これが灰汁愛理の1日のサイクルである。 で…毎日のようにおぜうに挑むが勝てない… そんなこんなで5日程たったある日事件がおきた。
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