蛇蚊蠡~それはあんまり好きじゃないんだよ~

4/9

34人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
~同日二時間後の大食堂~ おぜう「料理対決?」 朝食のタマゴサンドを持ちながら言うおぜう さ「はい…灰汁愛理に挑まれまして…」 おぜうの隣でたっているさっちゃん おぜう「別に勝負することには何も言わないわよ…っでルールは?」 持ってたタマゴサンドを口一杯に食べるおぜう さ「ルールは、明日のおぜう様達の昼食を私と灰汁愛理が作ります。そしておぜう様達に食べてもらって、美味しかった方を言ってもらいます。その美味しかったと言ってもらったのが多かった方が勝ちです。」 おぜう「ふふふ~ふふ、ふふふふ~」 さ「おぜう様…口の中身を無くしてから話してください」 おぜうの口の回りについたマヨネーズを拭きながら言うさっちゃん おぜう「っん」 一気に飲み込む 「ルールはわかったけど…審査員の数が偶数よ?」 さ「それは大丈夫です あるものに審査員を頼んでいます」 おぜう「ふ~ん…ま、そんな事はどうでもいいのだけど 貴方達は…何を賭けているの?」 さ「…それは教えられません。」 おぜう「あら…ご主人様に歯向かうのかしら?」 さっちゃんの方を睨む さ「…これもルール何です おぜう様達には賭けている物を言わない…」 余りの目力に目をそらすを向くさっちゃん おぜう「…ならしょうがないわね」 さっちゃんから目をそらす 「ただし…」 タマゴサンドを手に取るおぜう 「もし負けたら…どうなるかわかってるわよね…」 また口一杯に食べる さ「…わかっています。」 食事をしてるおぜうの背中を見るさっちゃん。 さ(今日の写真はレアねフフフフフフフフ…) 朝食の時に撮った写真…約50枚 ~紅魔館廊下~ 灰汁「ん~~~」 腕を組ながら廊下を歩く灰汁愛理 (多分さっちゃんの事だから一筋縄にはいかないな…何か対策を考えないとな…) ?「あ…あの!」 考え事をしながら廊下を歩いている灰汁愛理を呼び止める声 灰汁「ん?」 声をした方を見たら…一人の妖精メイドが立っていた 「何か俺に用かな?」 ?「あの…私!今日の灰汁愛理さん見て感動しました!ですから…私に何か出来ること無いですか!」 灰汁愛理に近づいて手を取る妖精メイド 灰汁「あ…え…あ…」 突然の事でテンパる灰汁愛理 「あ!なら、この世界の食材を知りたいんだけど…」 ?「食材…あ!ならいいとこがあります!こっちです!!!」 灰汁愛理の手を引っ張って行く
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加