蛇蚊蠡~それはあんまり好きじゃないんだよ~

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灰汁「…」 !「…」 ! が灰汁愛理の上に落ちてきてからピクリとも動かなくなった二人 ?「…灰汁愛理さん?」 灰汁愛理の元により体を揺らす ? しかし…灰汁愛理は動かない 「動かない…あ、そうだ!!」 ? は自分の右ポケットをあさり… 「あ…間違えたこぁ」 今度は胸ポケットをあさりそこから透明の小瓶を取り出し… 「一滴…一滴…」 と言いながら灰汁愛理の右手の甲に一滴落とした…すると ジュウっと音をたてながら一滴落とした所が焼け始める と同時に 灰汁「あっっっつぁあ!!?」 あまりの激痛に跳ね起きる灰汁愛理 ?「あ!灰汁愛理さんが起きたこぁ!!」 灰汁「誰でも起きるわ!! ってお前俺の手に何したんだよ!?」 一点だけ焼けてる手を見て驚く灰汁愛理 ?「あ、灰汁愛理さんの手に[秘書特製おねんねはめ!液]をかけたんですこぁ!」 エッヘンと威張る ? 灰汁「なにその怪しい液体!?中身はなんだよ!」 ?「化学式が…H2SO4だったはずですこぁ」 灰汁「…おK 馬鹿な俺には丸っきりわからん」 ?「簡単に言うと濃硫酸ですこぁ」 灰汁「おい!俺でも濃硫酸位なら知ってるぞ!!学校とかでは鍵付きのロッカーに入ってるやつだろ!?」 ?「ん~学校の事まではしりませんこぁ…」 灰汁「なら簡単に言おう…それ、人にかけるような物じゃ無いよね?」 ?「こぁ!」 灰汁「うわ~無邪気ってバカ野郎!何でそんな物をかけたんだよ!?」 ?「何故?それは我に問いかけているのか?」 灰汁「え…」 ?「…聞いているのだ答えろ!」 灰汁「は…はい!あなた様に聞いています!」 ?「ふん… 人間ごときが我に聞くとは… 普段なら魔界に連れていき永遠に魔界巡りをさせる所だが… まぁいい答えてやろうお主に濃硫酸をかけた理由は…」 灰汁「理由は…」 ?「人がもだき苦しむのを見たかったからじゃ!」 灰汁「ひぃ!!」 ?「って事らしいですよこぁ」 灰汁「あれ…戻った」 ?「灰汁愛理さん」 灰汁「は…はい」 ?「あまり私を困らせないで下さいね」ニコッ 灰汁「!? は…はい!これからはあまり困らせずにしますねお嬢!!」 お嬢「やった~名前がお嬢になったこぁ~」 お嬢と言う呼ばれ方を気に入ったらしく嬉しさから万歳をするお嬢 そのお嬢をみながら人生について考え直していた灰汁愛理 そして… !「…」 今回気絶してたせいで台詞が無かった !
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