蛇蚊蠡~それはあんまり好きじゃないんだよ~

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灰汁「しょうがないだろ! お前がネタを潰したから無くなったんだよ!!」 酔い「それでも酔いどれ七曜は酷すぎるわよ!」 灰汁「いいじゃん!似合ってるじゃん酔いどれ七曜w」 酔い「笑うな―!」 お嬢「そうです灰汁愛理さん!笑っちゃったら酔いどれ様(笑)が可哀想ですこぁ!」 酔い「うぉい!アンタも笑っちゃってるよ!?」 灰汁「だってねぇ…酔いどれってw」 お嬢「そうですよね…ぷぷ まさか自分の主人の名前が酔いどれだなんて…ぷぷぷ」 酔いどれを指差しながら二人で笑う 酔い「…いいわよいいわよ 私なんか所詮酔いどれなんだからそんな名前がピッタリわよね」 と呟きながら帽子の中から酒の一升瓶を取り出しラッパ飲みし始める酔いどれ 「どぉ~せ私のともだぁちは、このしゃけだぁけですよぉ~だぁ」 持っていた一升瓶にギューっと抱きつく酔いどれ 灰汁「…なぁ、お嬢?」 お嬢「何ですか灰汁愛理さん?」 灰汁「アイツは…いつもあんな感じなのか?」 お嬢「そうこあね~嫌な事があったときはあんな風になりますよ~」 灰汁「アイツも大変なんだな」 酔いどれがガバガバ酒を飲んでるのを遠くのほうで見ている二人 「っと危ない危ない…当初の目的を忘れるところだったよ」 お嬢「あれ?灰汁愛理さんは私達の名前を変えに来たんじゃなかったんですかこぁ?」 灰汁「違うよ~俺は明日やる料理対決の為にこの世界の食材を知りたくてここに来たんだよ」 お嬢「料理対決?」 灰汁「あ…まだ情報が来てないんだな 実は…」 灰汁愛理はお嬢に料理対決について説明した 「と言うわけなんだ」 お嬢「なるほど~つまり、対決するけど食材に対する情報知らないと」 灰汁「そうそう」 お嬢「そんな状態なのに料理対決をするなんて灰汁愛理さんって本当にバカですねこぁ」ニコッ 灰汁「バカは最高の誉め言葉!」 ドヤ顔をする灰汁愛理 お嬢「…サァ、オモトメノホンハコチラニアリマスヨ~」 フヨフヨと浮いて移動するお嬢 灰汁「ちょ!無視しないでよ!」 それを追いかける灰汁愛理 お嬢「この本ならこの世界の食材が全部書いてますよこぁ」 本棚から一冊の青い本を取り出して灰汁愛理に渡すお嬢 灰汁「おぉ~マジかありがとう よし、じゃあ俺は準備があるから失礼するよ!ありがとうなお嬢!」 礼を言ったら直ぐに後ろにむかって行く灰汁愛理 お嬢「…そう言えば灰汁愛理さん出口わかるのかなこぁ?」
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