異世界進出!

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「……へ?」 俺は今、何故かとんでもない場所にいる。 目の前にはなんかよーわからんが盗賊っぽい格好をした者が十数人。 武器も当然所持している模様。 後ろを見てみれば、なんかビクビクと震えている民の方々らしき人が何十人も。 中には女の子もいた。 さて、とりあえず頭の中を整理しようか俺。 そう自分に聞こえる程度の声で呟き、うーむと唸りながら状況を把握しようとした。 ……が 「なんで俺ここにいんの?」 わかるわけがなかった。 てかわかるほうがすげぇ。 「テメェ…一体どこから出てきやがった!?」 「俺が聞きてーよ」 いやマジで。 だってさっきまで学校に登校しようと通学路歩いてたらいきなりここにいたんだぞ。 俺が聞きてーっつーの。 「とりまよくわからんからまず回想に入って俺が何者で何してたから話そうか。 はい、ホワンホワンホワワ~ン」 「いや回想に入る音とかいらねーから!」
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