∴†殺人レポート†∴

†ボロボロの旅程†

「どうなってんだ？」
「さっき注文とったろ？」
「並ぶなんて聞いてないぞ！」
「こんな視察は、今まで無かったぞ!!」
「あいつら(事務局)はどこ行った!?」　

なぜか事務局側が、居ない。
バスの影でタバコでも吸ってるんだろう。

文句が出るのは当たり前。
だからこそ、受け止める事務局の人間の姿が無いのは、更に怒りを買う。
ゲストを思えば簡単な事。想像力が無いのか？

「探してきます。」とバスへ走る。バスの影で並ぶ３人に呼んでる事を伝えても動かない。
「代わりになだめといて」と無駄な抵抗をして逃げる様子だ。

今回のアタシは、事務局側を立てて、影武者仕事。
手伝える事は何でも手伝うつもりでも‥まともに謝りもせず、説明すらなく並ばせていた。
途中バスの影に逃げたところで、32名の空腹も汗だくも怒りを増す材料であっても、なだめた位で納まるハズが無い。