6人が本棚に入れています
本棚に追加
み「・・・・・ここか。」
魅織の視線の先には、和風の門があった。
門には、【松下組】と書かれた立て板が付けられていた。
み「クロ行こっか。・・・・・・さぁ、楽しい狩りの時間だよ。」
魅織は、楽しそうに笑うと自分よりも高い門を軽がると飛び越えた。
門から少し歩くと和風の屋敷があった。
魅織は、扉に一瞬、手をのばした。
そして少し考えてから足を上げて扉を蹴り飛ばした。
ガッシャーーン
扉は、大きな音を立てて飛んでいった。
魅織はと言うと、不敵な笑みを浮かべていた。
まるで今から起こることが楽しくて仕方がないとでも言いたいような顔をしていた。
すると、奥から何事かといかつい男の人が出てきた。
そして、魅織を見るなり怒り顔に変わった。
最初のコメントを投稿しよう!