出会う
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『餡蜜二つに お団子十本くださいな。』 「あっ、はい!!」 彼が軽く微笑んで 注文すると 甘味処の娘は 顔を赤らめて 奥に戻っていった。 彼の綺麗な顔に 魅了されてしまっていたのだ。 そんな事には気付かず 当の本人は “元気な子だなー”と 娘の返事から そんなことを考えていた。
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