三日月~いつも見てた二人

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『ショウたろ~ちゃん🎵』 馬鹿な声を出してるのは ミツキ とりあえず説明したくもないくらい 馬鹿だけど説明 俺と同じ14彼女がとても欲しいという いわゆる発情期真っ直中というやつだ 『黙れハゲ』 と俺 『ひどくね??』 『彼女欲しい』 『ぁあ~』 『春よコィ』 一人でマシンガントークを繰り出す ミツキ…キモい 『まーたやってんの』こいつは春斗 特徴モテる カッコいい ウザい(嫉妬である) 俺らと同い年 が女の子を連れて やってきたッ まぁ可愛い子が ちらほら… 『こんにちわぁぁ~』 …馬鹿だあの女は確実 すると 反応する馬鹿がいたんだ… 『こんちわぁぁぁぁぁ』 ミツキ…さすがは 発情期反応が早い 『なになに可愛い子ちゃんばっかり』 ウキウキだなミツキ 『暇だからみんなと遊ぼうと思ってな』 春斗が言う まぁ内心俺もウキウキなんだけどな笑 『よろしくで~す☆』 やっぱりあの女は馬鹿だ近付きたくない笑 … … 『よろしく☆ミツキって言います』 ミツキ↓↓ でもちょっとしてだるーなって来て無口に 『そっちの人ノリ悪いぞ☆』 通称馬鹿女 『そうだぞ☆』 通称馬鹿男 『そっちの人も喋ってないけど??』 俺ちょっと口開いた まぁ一番気になる存在だったんだ 『ちょっとミゥもノリよくー☆』 ミゥって言うんや しばらくして お酒がまわって うだうだな感じ だから俺はちょっと 離れたとこで座ってた したら… 『あっち行かないの』って座ってきた女の子がいたんだ… ミゥだったね 『俺ちょっと苦手やねんワイワイ』 『気使ってもろて悪いなあっち行っててえぇーで』 『じゃあ私もこっちいよーと』 笑って言うミゥ (可愛い…) 『なんで??』 『私もちょっと苦手かな??いたら迷惑??』 『んなことねーよ』 『ありがとうしかもショウ君と喋りたかったし』 『ホンマ??ありがとな』 いっぱい喋った いっぱい笑った いっぱい頷いた いっぱいいっぱい あの時二人で見た 三日月キレイだったよね 今でも脳裏に焼き付けられてる 君の魅力に吸い込まれてたんかなぁ 一番気になる存在になってしまったんだ 一言もらさず聞いた ホンマ嬉しかった これがミゥとの出会い 幸せの始まり そして長く苦しい 人生の始まり
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