おはようのキス

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ふと、目が覚めた カーテンの隙間からは、朝日が射し込んでいる と、左腕に重みを感じる そこには、俺の左腕に頭を置いて、 体に抱きついて寝ている“いの” あ、昨日泊まりに来るって泊まったんやったっけ… とりあえず、今の時間が知りたい でも、体を起こそうにもいのが抱きついているから、身動きがとれない 「まぁ、いいか…」 時間を確かめることを諦めた だって、こんな可愛い寝顔のいのを起こしてまで、 時間は確かめなくてもいいから .
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