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―紅城学園高等部 第六多目的室
「……いまの話総括するとさあ」
「はい」
「小鳥遊君って馬鹿だよねっていう結論が出たんだけどそういう認識で良いかな?」
「……は?」
「いやだって
街中でいきなり声かけられて食べ物渡されてって……
しかもその人試供品配って歩いてたわけじゃないんでしょ?
それってさ、要するに君が引っかけやすそうだったからじゃん。
ぽやーっと歩いてるからだよお馬鹿さん♪」
額を人差し指で小突かれた。
「どうしてですか?
その飴になにか悪いモノでも……」
オレがさらに問い詰めようとした時、
保安委員会のラスト1人、蓮沼 八房(はすぬま やつふさ)先輩が入ってきた。
「ったく、何が悲しくてこんなとこ来なきゃなんねーんだ?」
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