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京[知られちゃったらしょうがないわ… とりあえず今日は早退させてあげて…] ガラガラ… 圭介[わかった…彩華ちゃん? 今日はそう…って!!いないし!?] ウソよ!!ウソ! おじいちゃん達が極道!? ありえないよ…! 私は学校と家の真ん中くらいにある 公園に来ていた… 『思いっきり学校サボリだよ… 鞄…教室おいてきちゃったし…』 『この公園…小さい時 よくここであそんでたな…』 『ブランコ… こんな小さかったかな…』グスッ 極道って事は おじいちゃんがボスって事だよね… だから父さんは反対してたんだ… みんなが極道だったからって 嫌いにはならないけど… 隠されてたのが一番ショックだよ… 『グスッ…』 なんか…涙が止まらないよ… 『…!?』 誰かが後ろにいる!? ?「君?どうしたのかな? なんで泣いてるのかな?」 『べ、別に…なんでもないです。 ほっといてください』 ?「ほっとけないなぁ…女の子が 泣いてるのにほっとく大人は いないと思うけどな? 君の名前は?」 『何で知らない人に教えなきゃ いけないんですか』 睦月「まぁまぁいいじゃん! 今、知り合いになれば 良いことでしょ? 俺の名前は… 袴田睦月[はかまだ むつき]」 『私は…平野彩華』
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