-09-

7/12
前へ
/79ページ
次へ
優作「みんな、居間に集まってくれ」 みんな「はい。」 『…ん…?ここは…? 誰かの家?』 睦月「気づきましたか?」 『袴田さん…?』 睦月「名字じゃなくて 名前で呼んでください。」 『え…でも、あんまり知らないし…』 睦月「これから嫌でも 知ることになりますよ…」 えっ…? なにそれ… 『あ!もうこんな時間… 私、帰りますね?お京さん達が 心配しちゃうんで…』 睦月「ダメですよ?帰さないですから」 『はい?早く帰れるって嶋田さんが…』 睦月「俺は…アンタが気に入った。 平野のじいさんのとこなんかに 帰さねぇよ?」 そんな無責任な…! そういえばケータイ… あれ…?ないし… 『あの…ケータイどこですか?』 睦月「ケータイ?あぁ…これのこと?」 『あ!私のケータイ! 返してください!』 睦月「いやだね?返したら 平野組の奴らに連絡するんだろ?」 なんかこの人やだ… 怖い…!! RRRR… 『電話!出させてください!』 睦月「ダメだよ?」 ピッ 翔[もしもしっ!彩華!?] あ…翔くんの声!? 『しょ…モゴッ…ンン…』 手で押さえられちゃ声でないよ… 睦月「もしもーし?」 翔[お前…誰だよ? なんで彩華のケータイに出てんだよ] 睦月「俺は…誰だろうね?」 翔[その声は…袴田睦月!? 彩華をはどこにいんだよ!?]
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加