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｢誰、だ…｣
｢新しい数学教諭だ。次から授業来いよ｣
｢…ふぁ…めんど｣
ようやく覚醒したようで欠伸をして、目を擦ってる
｢ちゃんと授業こない奴は1だ｣
｢んだよ…俺に指図すんな…｣
威嚇するように睨んでくる
俺には子猫が睨んでるようにしか見えんがな
｢お前が1でいいなら来なくていいぞ。じゃあな｣
｢くそ先公の言うことなんか聞くかよ｣
背中越しに聞こえてくる馬鹿にしたような声。
そんな安っぽい挑発に乗るかよ…
｢気が向いたら来いよ｣
その言葉を言って屋上を出た
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