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劉備の葛藤
十常侍の乱の前に話はさかのぼるが、劉備は安喜県の県尉として善政を行い、民の心を掴んでいた。
しかし、当日十常侍だった督融が視察に来て、賄賂を要求した。しかし、劉備は税金は民のために使うべきと賄賂は送らなかった。
すると、督融は劉備は逆臣とし、訴えると言った。怒ってのは張飛だった。
「兄者は民のために尽くしているんだ、貴様の欲望に付き合っているほど暇ではないのだ。」と言いながら、気に吊し上げ、鞭で打ち続けた。
途中、劉備と関羽が止めに入るが、関羽も痺れを切らし、
「こんな小さな所にいては漢帝国の再建は出来ません。」
すると、劉備も決断し、安喜県を飛び出した。
行く宛はないが、兄弟子の公孫サンのいる幽州を目指した。
公孫サンは快く劉備を迎え入れた。
しばらく公孫サンの元で鋭気を養う事にしたのだ。
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