第1章

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その時 「莉子…?」 後ろから声がした。 恐る恐る振り返ってみると、そこには 「は…る兄?」 「やっぱ莉子か。久しぶりだな。」 昔とか全然違う晴兄がいた。 確か最後に会ったのが小学生の時だったから、変わるのは当たり前だけど、なんか初めて会った様な気がしてまた不安が増した。 「まあ家入れよ。疲れたろ?」 晴兄はそう言って家のドアを開けてくれた。 「あ、ありがと。おじゃまします。」
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