1人が本棚に入れています
本棚に追加
爺さんはC型肝炎で、家ずっと寝込んでいました。
学校に通っていたある時、父親から「爺さんの容態が悪化して意識がなくて、病院に運ばれた」との連絡があり、学校を早退して病院へ行く事になりました。
病院につき、救急のなんとかって言う治療室に入った瞬間、ドンっと体が重くなりました。10kgの荷物を背負ってるかのような重さでした。
それで私は悟りました。もう長くないと…。
ほどなくして、爺さんの子供が全員そろうと、10分もしない内に息を引き取りました。
きっと揃うのを待っていたんでしょうね…。
私の叔父、父の弟は霊が見えるし、声が聞ける人なのですが、爺さんは「もう生きられないのは分かってる。」と言っていたそうです。
最初のコメントを投稿しよう!