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「恭平さぁ、もっとスナコちゃんに優しくしなよ。あんな言い方じゃまるで家政婦じゃん。いつまでたってもレディーになんないよ?」
「優しくしたってあいつは変わんねーよ。そんなことより今日フグなんだろ?いいよなぁ~」
「恭平には俺みたいなレディー達の扱い方できないから無理だね」
「できなくて結構。愛想笑いなんかしたくねーもん。」
この高野恭平、愛想笑いが大嫌い。ホストのように振る舞う蘭丸とは真逆な性分をしている。
「じゃあ、俺は行ってくるから~」
と軽やかに蘭丸は出て行った。
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