因幡のいたずらうさぎ。
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「私、もう月に帰ろうかな」 と言う声が聞こえてきた いきなりで驚くてゐ。 「私がここにいても なにも意味なんて ないのかもしれない」 (そんなことない…) 「てゐには… 嫌われてるみたいだし」 (!!) 「おなじ兎にも 嫌われるなんて 私もよっぽど嫌な 妖怪なんだろうな」 (ちっ…違うっ! 私は…優曇華のことが…) ―――好きなのに
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