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思えば
いつからだっただろう
優曇華がこの永遠亭に
きてから毎日が
楽しくなった
最初は同じ兎の妖怪だから
彼女の反応が楽しくって
いたずらばかりしてた
そしたらだんだんと
いたずらをすることで
優曇華ともっと
ふれあえる気がして
それがうれしくなって
いたずらを
するようになった
…いたずらをしているときは
優曇華は私だけを
見てくれるから。
ふと気づけば
私は優曇華のことを
いつも目で
追うようになっていた
彼女のことが
…好きだと気づくのに
あまり時間はかからなかった
でも面と向かって
話すのも恥ずかしいし
いたずらばっかりしてた
それでこんなにも
追いつめていたなんて…
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