116人が本棚に入れています
本棚に追加
下駄箱から外履きをとり、校門へ向かう
そこにはポニーテールがよく似合う独りの女子が立っていた
「あ、やっと来たね!んも~待ちくたびれたよ」
「だったら先に帰ればいいじゃんか、俺は頼んでない」
「うわ、学園一アイドルの月島赤音さんに向かってなんたる無礼!!あたしと一緒に帰りたがる男子はたくさん居るんだからね」
「へいへい・・・」
コイツは月島赤音
容姿端麗、成績優秀の才色兼備、男女問わず人気
そして隣に住む幼なじみ
そして、何かと俺に突っかかってくるストレスの元凶
「あ~もいいや、かったるい
とっとと帰るぞ」
「あ、ちょっと待って!」
俺は早足で歩き始める
それに引き離されまいと後をついてくる赤音
最初のコメントを投稿しよう!