母親は傭兵

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下駄箱から外履きをとり、校門へ向かう そこにはポニーテールがよく似合う独りの女子が立っていた 「あ、やっと来たね!んも~待ちくたびれたよ」 「だったら先に帰ればいいじゃんか、俺は頼んでない」 「うわ、学園一アイドルの月島赤音さんに向かってなんたる無礼!!あたしと一緒に帰りたがる男子はたくさん居るんだからね」 「へいへい・・・」 コイツは月島赤音 容姿端麗、成績優秀の才色兼備、男女問わず人気 そして隣に住む幼なじみ そして、何かと俺に突っかかってくるストレスの元凶 「あ~もいいや、かったるい とっとと帰るぞ」 「あ、ちょっと待って!」 俺は早足で歩き始める それに引き離されまいと後をついてくる赤音
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