母親は傭兵

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「そう言えばおば様は今も海外?」 「あぁ、今度はカザフスタンだとよ」 「へ~、じゃあ今日もご飯作りにいってあげようか?」 「いいよ、自分でやる」 「えー、いつもかったるいが口癖の大ちゃんがまともな料理出来んの?」 「うるさい、だいたいなんでお前は世話焼くかな?」 「だっておば様に頼まれてるんだもん」 これだよ 実は俺の母親はしょっちゅう海外へ仕事に行くため家に殆どいない 親父は俺が3歳の頃に死んでいる そこでお袋は隣に住む赤音とその両親に俺のことを頼んだらしい
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