寝癖を直さない教授との対話のこと

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て我々 にとって身近だといえる。   身近であるのに、見切れない。      数値化できないから分からない。      感得できない。      しかし、厳然としてある。      その暗黒物質のありようがね、神という存在のありように酷似していると僕は思うんだよ。」 私「。。」 教「そして、身近で感得できないという共通項を持つものがもう一つある。」 私「。。。」 教「πだ。円周率の。     だから、完全円を人間が感得できたことはない。     僕はね、これからもπの解明をなしえる日というのは、こない予感がするな。      これは、直感。   直感が時に一番心理と親しい。          。。。この円という構造がまた興味深い。」 私「円。。ですか。」 教「全てに存在するんだ」 私「全て?」 教「最小たるものは原子、電子、および、電子の周回運動。      突き詰めれば物質は全て、原子結合からなるから、物質は全て 極小の円の集合体だ。   生物つまり人間もね。      大きいもので言えば、星。      星の構造。自転、公転も周回運動つまりは円。      太陽系のような、系の周回運動がつまりは、銀河
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