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銀河自身も周回運動をする。
小から大まで全て。
全てが円にとらわれている。
生老病死の輪廻を運動と見ればこれも周回運動だ。
おかしいじゃぁないか。」
私「円」
教「おかしいと思わないかい。
盆百あらゆるものが、円という構造で作られている。
きれいに整っている。
完璧なまでに」
私「はい。」
教「そしてね、神の有り様に酷似した物質がある。
たった今もそれは我々を圧倒的な体積で包みこんでいる。」
私「！
それでは先生は。
つまり暗黒物質が神だとでも？」
教「もちろん根拠などないよ。妄想の類だ。
しかしね、揃えてしまうのは、現世開闢の段階で行わなければ不可能だ。
わかるかい？
例外がないんだよ。
何故ここまで、現世を整えたか。
意図は分からない。
しかし、整えよう、整理しようという作用が、初めの時点で働いたのは確かだ。
そして、・しよう・とはすでに意志だろう。
これ、すなわち神の意志。
現世が円を抱くより前、その空間に、、もっともそれを空間と呼べるのかは分からないけれど。
そんなとこに、存在できるのは神だけだろう。」
私「神の。。意志。。。。。」
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