24人が本棚に入れています
本棚に追加
夜…肌寒さと虫が五月蝿くて目が覚めた
目が覚めたと言っても、まだ目は閉じたままだ…目を開ければ完全に起きてしまうからだ
とりあえず寝てる間に蹴飛ばしたであろう毛布を取って寝よう
そう思い、手だけを伸ばし毛布を探したが、見つからなかった
目を開けたら眠れん
そう思い必死に手を動かして探していた
?「あんた…何してんだい?」
不意に頭もとから声がした
「ん?ちと布団をね…てか何故俺の部屋に…というより、お前誰だ?」
仕方なく起き上がり声の主を見た
珍妙な格好をした赤髪の女だった
しかも鎌持ってる
?「あたいかい?あたいは小野塚小町だよ。ところで、俺の部屋って…何言ってんだい?部屋で死んだのかい?」
小野塚小町だってさ…聞いたことある名だ
それより
「死んだ?誰が?」
コマチ「あんただよ…まだ半分生きてるみたいだけどね」
またしても謎な発言だ
「半分生きてるって?」
あれか?時間内に特定のことしないとマジで死んでしまうってやつか?
コマチ「ん?そこの半霊あんたのだろう?」
とりあえず背後を見てみた
すると幽霊…というより魂的な物がフヨフヨしていた
最初のコメントを投稿しよう!