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「…うわぁ!な…なんだ?敵か?敵襲ってやつか!?」
思わず尻餅ついてしまった
コマチ「何を言ってんだい…それはあんたの半霊だよ」
小町は俺を見下ろしながら言った
「半霊だの死んだだのもう訳がわからん…ついでに言えば、ここはどこだ?」
ここでようやく気がついた
今いる場所が俺の部屋ではないことを
草木のない寂れた川に俺はいた
さしずめ三途の川ってとこだな
コマチ「説明が面倒だね…ここは三途の川だよ」
正解だった
「じゃあ何?俺は死んだのか?何故?何処で?どうやって?」
コマチ「あたいが知るわけないよ」
小町は呆れた感じに答えた
そりゃ確かにそうだな
俺のことは俺が一番知ってるんだ
「とりあえず、困ったね…いやマジで」
コマチ「困ったのはあたいの方だよ。半霊も運んでいいのかね?とりあえず映姫様に聞くか」
小町の呟きに聞き覚えのある名が聞こえた
「…ヤマザナドゥ?」
つい呟いてしまった
コマチ「ん?あんた映姫様を知ってるんだね?」
「というより、え?何?ここは…幻想郷?」
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