プロローグ

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極悪な女の子の後をついて行き 暗いトンネルのような道を歩いていると裁判所の法廷のような場所に着いた。 それにしても悪の組織にしては明るいし機械的な感じもしない。 「奴をお連れしました。シマムラ様」 極悪人は片膝を付き頭を下げた。 「ご苦労だったぞリア。 後は私に任せなさい。」 「はっ!!それでは失礼します。」 リアと呼ばれた鬼畜の女の子は魔法のように消え去った。 それにしてもこのシマムラと呼ばれた男、ファッショナブルな服装だな。 「タカヒロ君だったかな。突然こんな場所に連れてきてすまない。うちの長がちょっと君に頼みがあってね。」 優しそうな感じにシマムラはしゃべる。 長が俺に??なぜだろうか。 しかしこの服、この前チラシに載ってなかったか?? 「頼みですか。もしかして俺に世界を壊せなどと言うつもりですかね??」 こんな無理矢理な方法で連れてくるような奴らだ。 それにさっきの鬼畜娘が正義の味方な訳ない。 「それはこれからですよ。 あっそろそろ来ますよ。 我らが異世界管理クロノの長アベール様です。」 「私が異世界管理クロノの長アベールである。ようこそタカヒロ君。」 「ど…どうも。」 あ、長もファッショナブル それもカジュアル感ハンパないね。 あれ?? この服、展示してなかったか??
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