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桃「え、兎っ蘭君からラブレターもらったの!?」
兎「うんっほら!」
私は鞄にしまってあったラブレターを親友の川口桃(カワグチ・モモ)にみせる
桃「うわ、ホントだっ」
兎「ねぇー?びっくりでしょう?」
桃「うん。すごくびっくり・・・・ってか、蘭君って他校の美人先輩と付き合ってなかった?」
兎「うん・・・・別れたのかな?」
蘭君の美人彼女に付いては私も知っていた
桃「・・・別れたんでしょ?だって兎にラブレターあげてるわけだし」
兎「・・・そう、だよね」
桃「どうするの?付き合うの?」
兎「・・・まだ、決めてない」
桃「え、どうして?蘭君って言ったら、優しくて、勉強よくてスポーツだって抜群だし・・・付き合ったら兎の遅刻も無くなるかもよ?」
そう、蘭君は
我が校のアイドルといってもいいくらい人気がある
陰ながらにファンクラブが実現していたり・・・
とにかく、男子にも女子にも人気がある人なのだ
兎「うん。それにすごいいい人なんだけどね」
桃「・・兎?」
兎「私、恋をするなら自分で好きな人見つけて、自分で告白したいんだ」
桃「・・・あんた。そんなこと考えてたの?」
兎「う、うん?」
桃「・・・馬鹿じゃないの?」
兎「え、何よっいきなり・・・」
桃「そんなこと考えてるから、いつまでたっても、彼氏も恋もできないのよっ!?」
兎「・・・そ、そう?」
桃「そうよっ」
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