逃亡

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幽「ハァ、ハァハァ…」 幽はガムシャラに走り続けた。 そして立ち止まった…。 幽「電話しよう…」 幽は携帯電話をマイハウスに置いてきたことに気づく。 幽「マイハウスに置いてきちまった… そうだ、コンビニにいって電話を借りよう」 幽はコンビニを目指し、また走り始めた。 もう、夜中の3時ぐらいだろう。 辺りに人の気配などはない…。 幽「やっとついた…ハァ…」 コンビニの中を覗くと人の気配が感じられない。 ドアを開ける。 幽「すんません、誰かいませんか?」 辺りは静まり返っている… 幽「どうなってんだ?」 「チリリリリーン…チリリリリーン…」 奥の方から電話が鳴る音が聞こえる…。 幽「でてみるか…」 その安易な行動が俺の人生を狂わせるとは…
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