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本社から正社員も支店に行きますし、本社も人員が足りなくなり、その分をアルバイトで補充をしても管理職となれば話は別です。
この頃は、佐伯店長と私は付き合ってる様な付き合っていない様な、何かがあれば常に共に過ごす生活をしていましたので、薄暗い話ですが彼からは絶大な信用がありました。
以前に他社で管理職の経験もある、信用も出来る事を押し、彼は私を管理職に昇格、突然の辞令配布。
後から聞いた話ですが、他に社員もいたのにも拘わらず、彼が私を昇格した理由もありました。
私が日々、あまりにも眞一の件を考える事が多く、まさしく忙殺させる為でもあったと聞きました。
思惑通り、私は忙殺されました。
従業員管理と共に、店舗管理。
何故なら、支店からくる主任には信用がなく、リストラするつもりなのですから、実質、店長不在の副主任は店長の仕事をそのままやる形になり。
私が常備していたメモ帳は次々と追加され、私は手が痛くなるまで仕事を佐伯店長から教わってはメモを取り。
以前管理職をやっていた経験も生かされたのか、何とか業務に追いつく事が出来ました。
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