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晴れ渡る空とは真逆に 薄暗い雲で何かが覆われてしまっているような
私の疑問はそんなつかみ所のない曖昧な だがはっきりとしたそんなものなのだ
アリス
「…ねぇ なんなの…"アレ"って」
まずそれだった
魔理沙
「え…?じゃあおまえなんでここにいるんだ?」
あんたに連れてこられたからでしょ
まぁ ついていったのは私なんだけど
そしてやはり魔理沙が"勘違い"してることがわかった
アリス
「魔理沙…あなた勘違いしてるわ 私は異変を…」
ー異変を解決しにあなたを
私が言おうとしたのを魔理沙が遮るように
魔理沙
「異変?勘違いしてるんじゃないかアリス」
勘違い…?
アリス
「異変よ?わからないの?この幻想郷の空気 張り詰めたまるで赤い色のついたような空気」
私の感じたことをそのままに話した
すると魔理沙は何が面白いのか笑いだしたのだ
アリス
「な、なんで笑うのよ!」
魔理沙
「いやぁ…なるほどね…わかった その答えならすぐにわかるさ この空気の正体がな」
魔理沙がそう言うとまた笑うのだ
何が待っているのだ いったい…
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