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暫し頭を撫でてもらうことを楽しんだ後に、急に切なそうな顔をし出す理事長
心配だったので声を掛けてみる。
「…理事、ちょ‥？」
「…ぁ。ああ、考え事をしていました。ごめんなさい」
なんて苦笑しながら言う。
「姫神君。君はとっても素敵だ…君なら、我々とは違う学校でも上手くやっていけるばずですよ。頑張って下さいね」
「…そう？」
「ええ、大丈夫です」
「そっ、なんだ…理事、ちょ‥ありが、とう」
俺がそう言うと、笑顔で言ってくれた。
「どういたしまして」
……って、
その後俺は校長室を後にし、教室へと向かった。
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