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どうやら今日は、仕事があったため早朝に出ていったとのことだった。
父にしては中々無いことなので少し見直した
何せ、早起きが苦手な人だからいつも遅刻していたから。
それを一度も気にも止めない母もどうなんだ…と感じるが言っても利かないと分かっていたから言わなかった。
「‥そっ、なんだ…」
「そ―なの!宗太さんってば、珍しいでしょ~」
“あははっ”何とも語尾に音符やらハートやらが付きそうな笑い声で笑顔を見せる母
しかも、満面の笑み。
我ながら可愛らしい母だとは思うが、
実年齢は……―――禁句。
『言えばどうなるか?』
恐ろしいぐらいだ、と父が言っていた
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